臨床2:脳内出血治療とその後(75才男性:山形県在住)

臨床2:脳内出血治療とその後(75才男性:山形県在住)

1.倒れた時の状況

2015.8.14 163

2009年7月28日午後11時頃、飼い猫が玄関のマットの上に座り込んで、何か
を知らせるような異様な音で鳴いていました。寝ているのも起きるような
鳴き声に気が付かないのかなと本人を見ましたところ、ソファーでテレビ
をつけて寝ている格好で、低い背もたれに頭を上げて異様な状態でおりま
した。頭を起こしたところ、気道がふさがったようになり、救急車を呼び
ました。今思うと、猫が異常事態を教えてくれていたようです。

2.気功治療を始めたいきさつ

入院中の8月のお盆の頃、一時帰宅を許可され、自宅に帰って来たときに、
倒れたことを聞いたと徳丸さんが訪ねてくださいました。状況をお話し
し、何とかしてあげたいと言っていただき、本人に伝えました。本人は初
めは断っておりましたが、次の日に考えが変わり、朝一番で電話をかけて
お頼みしました。自宅より離れた山のほうに連れて行き、看ていただきま
した。それ以降は毎月のように看ていただいております。

3.その後の状況

2015.8.14 164

退院しがけは自分が倒れた状況もよく理解出来ず、色々思い出し、錯乱状
態で家族も大変でした。自分が治らなければならないと思い、いろんな無
理難題を言うので、家族も大変な思いをしました。徳丸さんにストレスを
とっていただく治療を受けるにつれ、だんだん顔つきが変わり、穏やかに
なっていきました。目つきも次第に変わっていきました。初め、病院に入
院していたころはアモバンという治療薬を飲んでおり、次第に「女の笑い
声がする」と言いはじめ、相部屋の病室でお見舞いにきた誰かよその方に
「笑うな」と言ったり、家族は困っていました。徳丸さんが小指を両耳に
入れ「ズレてますね」といって治療をしてくださってから、一度も幻聴の
ことを言わなくなったのには驚きました。夜中に飼い猫が家族を起こそう
と、耳や鼻をかじって一生懸命起こし、案内してくれたところ、本人が真
夜中、外に俳諧しており、びっくりしたことがありました。その後も車に
乗ろうとしたり、目が離せませんでした。

2011年5月夜中に胃潰瘍で血を吐き、翌朝救急車を呼びました。レーザーで
焼いてもらうことになりました。退院してからも徳丸先生にストレスを
とってもらっており、気導術のグッズである頭にするバンドも手放せませ
んでした。

2012年12月に自宅のトイレに夜中に起きた際、頭を逆さにして倒れ、掃除
機でビニール袋がひっかかったような異様な呼吸の音で家族が気づき、救
急車で搬送してもらいました。診断はてんかんとのことでした。倒れた
際、後からわかったのですが、足の骨が折れていたようで、そのことに気
付かず、病院ではリハビリに足踏みをしたりしていたそうです。わがまま
で言うことを聞かないと看護婦さんにいわれたりしました。足に力が入ら
ず、立ち上がれないまま退院を伝えられ、別の病院に移動することになり
ました。徳丸先生には病院にも行っていただき、足に気を入れていただき
ました。
お陰様で、現在はコの字の歩行補助器を使用し、ゆっくりではありますが
歩いて週3回のデイサービスに通っております。家族も同様にストレスを
とっていただき、本当に救われたと思います。徳丸先生には本当に感謝申
し上げます。

2016.7.6 220

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